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加害者処分(懲戒 減給 謹慎処分)

上司と月1回の性的関係がありました。拒否したとたん嫌がらせをうけました

裁判例 会社勤務の女性が、上司である男性からしつこく誘われて、ドライブや飲食に行き、月一回程度性交渉をもっていました。 社内でも、体に触られるなど、セクハラ行為を受け続け、はっきりと拒否すると、男性は女性に仕事で嫌がらせをした事件があります(東京地裁平成24年6月13日判決) 同意の不倫かセクハラか 女性は男性に対して、セクハラ行為を止めるように、誓約書を書かせた後も、男性のわいせつな行為は続いた […]

テレビ局に見学にきていた女性を誘ったら、テレビ局から停職処分を受けたので、訴えました

裁判例の内容 テレビ局の社員が、テレビの撮影現場に見学にきていた女性に、しつこく迫り、テレビ会社はその男性社員を懲戒処分にしました(東京地裁平成19年4月27日判決) 事件の内容 テレビ局に勤務する男性が、担当する番組のボランティア女子学生の友人が、テレビ局の撮影を見学にしたところ、その後、女性に対して、しつこく飲食に誘いました。飲食の後に、抱きついてキスをして、女性の自宅に宿泊させろと迫りました […]

自分宛の叱責メールを全社員に送付されました

事件の経緯 損害保険会社に勤務する男性は、勤務態度や成績に問題があり、上司からたびたび注意を受けていたが、改善は見られませんした。 上司は、その男性社員に対して「意欲がない、やる気がないから会社を辞めるべきだと思います。当SC(サービスセンター)にとって迷惑そのものです。あなたの給料で業務職を何人雇えると思いますか。これ以上迷惑をかけないでください」と記載したメールを送付した際、このメールをSCの […]

パワハラ部長が大勢の部下を叱責・罵倒

事例 不動産の管理、賃貸を行う会社の部長は、パワハラで有名でした。業績はあげていましたが、部下のほどんどは、部長から常に罵られていました。例えば、以下のような態度でした。 – 部下Aに対しては、「年末までに2000万円やらなければ退職する旨一筆かけ」「この成績では子供にいかに駄目な父親かわかる」「3月までにやれなければ辞めるとかけ」と告げた上、Aの成績が上がらないとして退職を迫った。 […]

妊娠したら、嫌がらせをうけて切迫流産しました

事例 介護指導員の女性が、勤務先の医療法人の男性理事から、食事のときにプレゼントを頻繁に受けるようになり、受け取りを拒否したところ、配置転換を命じられました。 配置転換先は、汚物室の衣類のチェック、病棟の瓶などの洗浄、入浴介助の仕事に異動させられた。また、女性は、妊娠したことを勤務先に報告したところ、上司(女性)から、「想像妊娠じゃないの?」「中絶も認められる」と言われた。 その結果、特殊浴の入浴 […]

セクハラ裁判での供述の難しさ

事例 区議会議員の男性候補者が、事務所で働く女性選挙運動員からセクハラで訴えられた。 この事件では、女性は、男性からわいせつ行為を受けたとして、男性に慰謝料請求を行ったが、もともと女性が男性に好意を寄せていて、女性から男性に積極的なメールを送っていた。また、女性は、わいせつな行為を受けていながら、冷静に事実関係を供述している。 判決 第一審の東京地裁平成20年9月26日判決では、女性の供述が事実で […]

会社の組合が、「管理職のセクハラ発覚」とウェブサイトに公開

東京地裁平成30年3月29日 要旨管理職がセクハラを行い、会社の組合が、会社側に対して対応を求めたところ、会社側はセクハラに当たらないと回答を出したことを受けて、組合はウエブサイトに「セクハラ発覚」「会社隠蔽」と出した。会社は、名誉棄損みあたると損害賠償請求したが、棄却された。 セクハラの内容 自社の製品を代理店を通じて販売する会社の営業本部長である管理職が、夕食の帰り道、路上で、代理店の女性の肩 […]

お酒に酔った女性が帰りたくないと言うので、ホテルに行きました。これってセクハラ?

裁判事例 女性派遣社員が、派遣先の会社の歓迎会で、強度の酩酊状態になり、派遣先の会社の男性社員が、女性をタクシーで送っていく途中で、女性が「まだ帰りたくない」と言ったので、タクシーを降りて、ホテルにチェックインした。 ホテルでは、2人でカラオケを楽しんだあと、女性が寝てしまった。その後、男性は、寝ている女性が拒否したにも関わらず力で抑えて、男性が性交渉に及んだ。そのあとも、女性は寝てしまい、翌日男 […]

出産後、復職願いを出したとたん、異なる理由で解雇されました

東京地裁平成29年7月3日判決 出版会社に勤務する女性従業員が、第2子を出産して育児休職をとり、復職願いを会社に申し出たところ、以前のポストはないこと、復帰するならインドの子会社に出向、または業務内容を変更して大幅な減給しかないと言われて、退職勧奨を受けた。 女性はこれを不服として、均等法、育児・介護休業法の禁じる不利益扱いに当たるとして、労働局に調停を申し入れた。会社側は和解案を拒否し、女性の協 […]

セクハラ被害者が騒いで会社の雰囲気を乱しています

ご相談内容 社内で、女子従業員が上司からセクハラを受けたと、周りに言いふらし、社員の間セクハラの噂話が広がりました。 女性は人事部にも相談はしていますが、まだセクハラ加害者からも聞き取り調査中で、事実は判明していません。 セクハラ加害者も影口を叩かれて、仕事が十分にできなくなりました。社内の空気を乱したことを理由に、この女性に退職勧奨できないでしょうか。 退職勧奨 退職勧奨は、従業員が任意に退職す […]

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