CATEGORY

マタハラ

妊娠したら、嫌がらせをうけて切迫流産しました

事例 介護指導員の女性が、勤務先の医療法人の男性理事から、食事のときにプレゼントを頻繁に受けるようになり、受け取りを拒否したところ、配置転換を命じられました。 配置転換先は、汚物室の衣類のチェック、病棟の瓶などの洗浄、入浴介助の仕事に異動させられた。また、女性は、妊娠したことを勤務先に報告したところ、上司(女性)から、「想像妊娠じゃないの?」「中絶も認められる」と言われた。 その結果、特殊浴の入浴 […]

出産後、復職願いを出したとたん、異なる理由で解雇されました

東京地裁平成29年7月3日判決 出版会社に勤務する女性従業員が、第2子を出産して育児休職をとり、復職願いを会社に申し出たところ、以前のポストはないこと、復帰するならインドの子会社に出向、または業務内容を変更して大幅な減給しかないと言われて、退職勧奨を受けた。 女性はこれを不服として、均等法、育児・介護休業法の禁じる不利益扱いに当たるとして、労働局に調停を申し入れた。会社側は和解案を拒否し、女性の協 […]

育児休業中に、会社の業績が悪くなり、休職者からリストラされることになりました

ご相談内容 入社6年目で、出産と育児のために、1年間の育児休業を取得しています。もうすぐ復職する予定で、保育園などを探していたところ、会社の業績が悪化し、大量のリストラを実施することが決定されました。 会社からは、休業中の社員から優先して解雇通告をすると連絡があり、突然のことで困っています。もちろん、休業中の社員だけでなく、通常勤務している正社員も解雇通告の対象とのことですが、わたしからリストラの […]

会社の採用面接で、妊娠出産の予定があるか聞かれて、ないと答えました。子供ができたら解雇されるのでしょうか。

ご相談内容 結婚5年目で一人子供がいます。仕事に戻りたく、再就職をするために、会社の採用面接を受けたのですが、その時に人事から「2人目の子供の予定はありますか?もし、出産したら育児休業をとりますか?」と聞かれました。 その時は、あると答えると落とされると思い、「ありません」と答えました。そしたら、人事から「わかりました。では、仕事を覚えられるよう会社も投資するので、頑張ってください」と言われて、採 […]

ハラスメント対策で労働組合がやるべきこと

労働組合 安心して職場で働くことは、労働者の権利であり、それを守るのは労働組合の大事な目的です。労働組合は以前のように活性化して動いている印象はないかもしれません。しかし、ハラスメントの局面では、組合の協力を得て、組合主導で解決されることも実はめずらしくありません。 ハラスメントは、労働環境を悪化させるものなので、労働組合は、職場環境を守り、労働者を守るために、積極的にハラスメント対策に取り組む必 […]

妊娠を言わずに、採用された会社から、妊娠を隠していたとすぐに解雇されました

ご相談内容 妊娠4ヶ月で、就職活動して採用されました。 妊娠については、仕事に差し支えないと思い、採用時に伝えませんでしたが、仕事をはじめて3ヶ月経ち、お腹が目立ってきたことから、妊娠がわかり、採用時に妊娠を伝えなかったことを理由に解雇されました。これは、違法ではないですか。 回答 事業主は、妊娠していることを理由に、妊娠していない女性との間で採用可否に差があってはなりません。 特段の事情がない限 […]

子育てしながら働いています。夫に会社から転勤命令が出て、転居するか遠距離通勤になってしまいます。拒否する、または無効にしたいです

ご相談内容 夫婦共働きで、お互い協力して、子育てしながら働いています。先日、夫の会社から、会社から2時間以上離れた事業所に転勤命令が出ました。業務上は、必要な転勤ですが、夫が単身赴任または遠距離通勤になると、子育ての協力も難しくなり、私(妻)も仕事を続けることができません。夫の転勤命令を無効にできないでしょうか。 ご回答 問題点 子育て中の労働者が勤務を継続していく場合には、雇用先から転勤命令ない […]

ハラスメントの問題の雇用管理者の措置義務とグレーゾーンの対応

雇用管理者の取るべき対応 ハラスメント問題に対しては、会社は雇用管理者として、ガイドラインに従う必要があります。一方、ハラスメントにはグレーゾーンが多く、それを放置することに多大なリスクがあります ハラスメントのグレーゾーン ほとんどの場合、ハラスメントの行為者は、意識的、無意識的のどちらにおいても、その言動が、ハラスメントになっているとは思っていません。そもそもハラスメントが成立していると認識し […]

妊娠中に軽い仕事に配置転換したために、手当ての支払いが減りました。これは男女差別ではないですか?

裁判事例 広島中央保健生協事件 妊娠中の軽易業務への転換を契機として降格する措置は、原則として、男女雇用機会均等法9条3項が禁止する不利益取り扱いにあたり無効とされた事例があります。 広島中央保険請求事件という著名な事例です。 医療介護事業を営む協同組合が、病院など医療施設を運営していたところ、第2子を産んだタイミングで理学療法士として従事していた原告が、軽易業務への転換を請求したところ、副主任の […]

降格予定の女子社員が妊娠しました。予定通り、降格させても大丈夫でしょうか。

女性社員が、他の方と比較しても仕事が遅く、またさぼりがちなことや、協調性がなくトラブルをよく起こします。降格を予定していた矢先に、妊娠したと報告をしてきました。このまま、降格をさせた場合、パワハラに該当しなしでしょうか。 妊娠したことを理由に降格すると、不利益扱いで違法になる可能性があります。 社員への対応 もともと降格予定であったのであれば、能力不足・成績評価の不良・態度不良など一定の具体的な根 […]

>

セクハラ・パワハラ・マタハラなどハラスメントに悩んでいる人に、ハラスメント関する、有益な情報を総合的に提供するポータルサイトです。
日本ではハラスメント問題が多いにも関わらず、被害に遭われた方が泣き寝入りをしていることが多いのが現状です。セクハラを受けて悩んでいる方、身に覚えがないのに加害者になった方、従業員にハラスメント問題があったと通達を受けた企業の方、に正しい法律の情報をお届けします。

このサイトは、ハラスメント問題に強い、弁護士 齋藤健博が、運営監修しています。銀座さいとう法律事務所は、年中無休で相談を受け付けています。1人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。