カスタマーハラスメントと通常の苦情の違い
カスハラ カスタマーハラスメントは、法令上の定義はありません。 厚生労働省が設置した「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の報告書によれば、従業員に対する職場外部者からのハラスメントについて「顧客や取引先からの著しい迷惑行為」と言っています。 これは、暴言、脅迫、威嚇、強要、拘束、長時間のクレーム、不当な金品の要求、セクハラ、SNSでの誹謗中傷などがあたります。 これが社会通念上の常 […]
カスハラ カスタマーハラスメントは、法令上の定義はありません。 厚生労働省が設置した「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の報告書によれば、従業員に対する職場外部者からのハラスメントについて「顧客や取引先からの著しい迷惑行為」と言っています。 これは、暴言、脅迫、威嚇、強要、拘束、長時間のクレーム、不当な金品の要求、セクハラ、SNSでの誹謗中傷などがあたります。 これが社会通念上の常 […]
バスガイド妊娠解雇事件 著名な裁判例をご紹介します。昭和44年11月18日、松江地裁益田支部での裁判例です。 旅行運送業の会社に18歳で採用され、バスガイドとして採用された女性が、採用後すぐに同じ宿舎に住んでいる男性に強姦されました。女性は、男性との関係を継続せざるをえなくなり、その後妊娠し、中絶するに至りましたが、その結果、女性の祖母が会社に対して強く抗議をしました。 事件から3ヶ月後、女性は、 […]
ご相談内容 彼女が、勤務する会社の上司から、セクハラを受けています。 彼女から話を聞くと、その上司は、体に触ってきたり、仕事が終わった後も、しつこく飲みに誘ってきていて、その上司を許せません。 彼女は、精神的に強くない人なので、セクハラが原因で、精神的に苦痛を受けて、心療内科にも通って薬を飲んでいます。会社も休みがちなので、自分としては、将来結婚を約束している彼女のために、彼女の代わりに弁護士に相 […]
ご相談内容 派遣会社に登録して、数ヶ月くらいで、異なる会社に派遣されて、パソコン関係の事務の仕事をしています。 先週派遣された会社で、周りの正社員の女性から、仕事を覚えない、何度注意しても同じ間違いを繰り返す、仕事を任せられない、早く帰れ、ここに仕事はない、などと暴言をはかれています。確かに、要領はいい方ではありませんが、ゆっくりと時間をかけて覚えていけば、仕事はできると思っています。 派遣会社と […]
ご相談内容 最近、異動してきた部下の女性に好意をもちました。会社で彼女に話しかけても、自分に好意を寄せているようで、携帯のLINEも交換してくれました。 将来、真剣に交際したいと考えて、LINEで、「仕事が終わって、もしよかったら、食事にいきませんか」とメッセージすると、「行きたかったのですが、その日は友人と先約があり、行けなくて、とても残念です。また、誘ってください」と返信が来ました。 翌週、ま […]
ご相談内容 派遣社員として、派遣された会社は男性ばかりの会社で、女性が私と年配の女性の2人しかいません。男性社員同士でも、多少のエッチな話を、大きな声で冗談で言い合ってはいるのですが、私に対しても時々言ってきます。 特に先輩社員の一人は、仕事が終わると、飲み行こうと度々誘ってくるので、迷惑ですし、彼氏がいるのか、夜の生活はどうだとか、冗談ぽい口調で周りの人がいるときでも、話しかけてきます。 その都 […]
ご相談内容 中小企業で、営業をしています。以前は、売上もあげていたのですが、最近の不況で目標金額を達成することができなくなってきました。 会社も業績がよくないようで、社員を次々に辞めさせ始めている中で、私も上司に呼ばれて、会議室に行くと、この営業成績だとこれ以上働いてもらうのが難しい、退職金を割増するので、会社をやめる事を考えてくれないか、と言われました。 今すぐ絶対会社をやめろという雰囲気ではな […]
ご相談内容 人材派遣会社で、総務兼人事をやっています。 先日、会社の社員から、残業代金が未払いであると連絡があったため、経理部門と一緒に調査をしていました。 ところが、再度同じ社員から、残業代を支払わないのは会社として問題だから、この事実を労働基準監督署に訴えたと言い出し、驚きました。 会社としては、経理や勤務時間の計算で間違いがなかったか、前向きに調べてはいますが、労働基準監督署から、残業代を支 […]
ご相談内容 正社員として雇用された会社に勤務して、1ヶ月間で、すぐ解雇されてしまいました。 会社は、遅刻などの勤務態度を理由にしていますが、遅刻と言っても10分くらいですし、業務に影響はないと思っています。 不当解雇として、会社と交渉したいのですが、1ヶ月の勤務だと解決金はいくらが相場ですか。 解決金の相場 不当解雇においては、ケースバイケースであり、解決金の相場はありません。 解決金を決める要素 […]
不適切な行為 何度も不適切な行為をする社員に対して、上司が強く叱責し異動させた結果、社員が自殺に至った事件がありました(大津地判 平成30年5月24日 関西ケーズデンキ事件)。 この事件は、家電量販店での経験が20年ある、販売レジ担当の女性が、社員として規約に違反する行動を行っていたことが発端となっています。 女性は、値引き対象でない商品を勝手に値引きで販売、お客様の修理代金を建て替え払いして自ら […]