会社の上司からパワハラを受けました。上司か会社に対してか、警察に行った方がいいのか、慰謝料を訴えるなど、誰に何を訴えたらいいのでしょうか

ご相談内容 会社の上司からパワハラを受けています。具体的には、異動した先の上司の態度が高圧的で、私に対して「ノルマができないから会社を辞めろ」「毎日遊んでいて給料もらえていいな」「会社に来なくてもいいぞ」など、人前で、ネチネチと虐められています。 確かに、新しい仕事で覚えるのに時間はかかっており、なかなかノルマは達成できていませんが、一生懸命働いておりサボっているわけではありません。 会社で上司の […]

裁量労働制の社員が過労で倒れました。会社に責任がありますか

ご相談内容 スタートアップのIT会社の経営をしています。会社の業績は伸びていて、中途採用でIT技術者も採用しており、全員優秀でパフォーマンスもよい社員ばかりです。 社員の希望もあり、私の会社では、IT技術者は全員、労働時間や場所を自由に決めて仕事ができる「裁量労働制」を採用しています。 ところが、先日入社して1年めの男性が、仕事を頑張りすぎて、自宅勤務中、突然過労で倒れて、深夜に救急車で運ばれまし […]

会社で悪口を書いたメールを一斉配信されました

ご相談内容 会社で部署が異動になり、移動先の上司が部下へのパワハラで有名な人でした。同僚も、なるべく上司と接触しないように行動しています。私は、あまり要領がよくないので、仕事で小さいミスをすることがあり、その度に、その上司に大きな声で怒られます。 若い女性の前で、「こんなミスするなんて、お前はバカか」「小学校は出たのか」などと、職場で聞こえるように、何度も怒鳴ってくるので、毎日会社に行くことが苦痛 […]

会社が色々な嫌がらせで、私を退職させようとしてきます

ご相談内容 物流会社で事務の女性正社員として、12年勤務しています。会社が業績が良かったときは、給料も上がっていき、やりがいもあったのですが、最近の不況で業績が悪くなっている様子です。 給料も減収して、同期の男性は、会社に見切りをつけて転職していっているのですが、私は女性の事務職で特に資格もないので、この年で転職は無理なので、なんとか会社にしがみつこうと思っていました。 ところが、最近来た上司から […]

メンタル休職中の社員への対応

ご相談内容 会社の社員の一人が、業務が合わないストレスから、会社の産業医と相談の上、診療内科に通院していましたが、休職が必要との診断書により、半年間の休職を取得しています。 会社の就業規程に従って、病気休職を取得しているので、そのことは問題ないのですが、長期間の休職をとっている社員に対して、どのようにケアをしていたらよいでしょうか。 頻繁に連絡すると、仕事を思い出して、病気が悪化することも怖いです […]

メンタルヘルス疾患を隠して採用されました

ご相談内容 以前勤務していた会社で、スキルが合わない仕事に配属されたことが理由で、メンタルヘルス疾患にかかりました。 その当時は、診療内科に通院しながら、休職を6ヶ月とりましたが、会社の定める休職期間が満了したためと、職場に復帰する気持ちがなくなっていたために、自己都合で退職しました。 1年ほどアルバイトをしながら生活していましたが、今回、全く違う職種の会社の正社員に応募したところ、採用が決まりま […]

何に対してパワハラかを明確にする

パワハラ事件(東京高判 平成25年2月27日)の判例 上司からの暴言 ホテルに中途で入社し、勤務1年目のAさんは、営業部に配属されましたが、入社当時から、取引先とのミスや仕事の期日を守れないことが何度もありました。 上司の出張した際に、ほとんどアルコールが飲めないAさんに対して、上司は「少しくらいなら大丈夫だろ」「お前、酒飲めるんだろう。そんなに大きな体をしているんだら飲め」「俺の酒が飲めないのか […]

カスタマーハラスメントと通常の苦情の違い

カスハラ カスタマーハラスメントは、法令上の定義はありません。 厚生労働省が設置した「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の報告書によれば、従業員に対する職場外部者からのハラスメントについて「顧客や取引先からの著しい迷惑行為」と言っています。 これは、暴言、脅迫、威嚇、強要、拘束、長時間のクレーム、不当な金品の要求、セクハラ、SNSでの誹謗中傷などがあたります。 これが社会通念上の常 […]

パワハラの存在が否定された判例

職場でのパワハラの言動 職場で上司が部下に対して、人格権を侵害するような言動があった場合は、パワハラと評価されますが、裁判では、パワハラを受けた側の主張する言動を認定せず、パワハラの存在を否定した裁判例もあります。パワハラ言動が、「不法行為」を構成するのは、職務上立場が上の人が、職務上の地位や権限を逸脱したり、濫用し、社会通念に照らし客観的な見地からみて、一般的に許容し得る範囲を著しく超えるような […]

強姦による妊娠を理由に退職させられました

バスガイド妊娠解雇事件 著名な裁判例をご紹介します。昭和44年11月18日、松江地裁益田支部での裁判例です。 旅行運送業の会社に18歳で採用され、バスガイドとして採用された女性が、採用後すぐに同じ宿舎に住んでいる男性に強姦されました。女性は、男性との関係を継続せざるをえなくなり、その後妊娠し、中絶するに至りましたが、その結果、女性の祖母が会社に対して強く抗議をしました。 事件から3ヶ月後、女性は、 […]

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