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加害者処分(懲戒 減給 謹慎処分)

セクハラ問題に十分対応したが不満から反抗的態度に

ご相談内容 会社で、女性従業員からセクハラ問題を提起されました。 会社では、ハラスメントガイドラインもあるので、ガイドに従って、当事者及び周りの人からの事情聴取を経て、軽微なセクハラがあったことは、発覚しました。 そのため、セクハラの加害者は、厳重注意、降格、異動の対応をし、その後の再発防止も実施し、セクハラ問題としては解決したと考えていました。 しかし、被害者の女性が、その処分に納得せず、会社の […]

マタハラ防止のための措置

ご相談内容 会社の人事部にいます。最近、会社に女性社員も増えてきて、妊娠や出産を経験する女性社員も多いのですが、同時に妊娠や出産に伴うハラスメントもでて来ました。 会社として、マタハラを防止する対策をとりたいのですが、何に注意したらよいでしょうか。 マタハラ マタニティ・ハラスメント(マタハラ)とは、妊娠、出産、育児休業などに関する、職場での嫌がらせ行為のことです。 マタハラには、大きく分けて2種 […]

パワハラにおける精神的攻撃

ご相談内容 会社で上司から、ミスをすると「おまえはクズだ」とか、売上が上がらないと「給料泥棒か」などとひどい暴言をはかれていて、会社にいけなくなり、休職することになりました。 会社の制度として、メンタル障害で休職することはできたのですが、やはり暴言を吐いた上司が許せません。 どのような罪で訴えることができますか? 精神的攻撃の罪 精神的な攻撃とは、脅迫、名誉毀損、侮辱、暴言を伴う行為のことです。 […]

育児の時短勤務を申し出たら

ご相談内容 一昨年、会社の育児休暇制度を利用して、第一子を出産後、1年間休職を取得しました。 子どもを保育園に預けて、会社に復職したのですが、保育園のお迎えが17時までなので、10時から16時までの時間短縮勤務や、ましてや残業はできないことを上司に申し出たところ、こんなにみんな毎日忙しく、アルバイトの方も残業しているほどなのに、正社員として、アルバイトより高い給与を払って時短勤務は認められない、正 […]

ミスの反省文を毎日書かされています

ご相談内容 勤務している会社の上司は、全員の部下に対して、とても厳しい人で、指導も一生懸命ですが、ミスをすると、「やる気がないからこんなミスをするんだ」「もっと頭を使って行動しろ」などと、強い口調で怒鳴ります。 私も、日頃から注意をして、怒られないように静かに過ごしていましたが、ある朝、通勤電車の中で気分が悪くなり、電車を1本遅らせたことが原因で、5分会社に遅刻してしまいました。会社についてすぐ謝 […]

セクハラ被害者に退職勧告

ご相談内容 入社して2年目の女性です。配属された部門の課長が、毎日、冗談を言いながら、体に軽く触ってくるのが嫌でたまりません。 肩や背中くらいなのですが、ポンポンと触りながら、仕事の指示をしてきます。会社の人事に相談したところ、調査が入り、後日説明をうけたところ、課長は、指導や叱咤激励のつもりで、子どものように触れただけだと説明したそうです。 今後はしないというので、一旦忘れるようにしていたのです […]

パワハラ・セクハラをした社員への処分をどのように決めたらよいでしょうか

ご相談内容 最近、会社の男性社員が、派遣で来ていた女性社員に対して、セクハラ行為があったと、女性社員から申し出がありました。 会社としては、セクハラを受けた女性社員、セクハラをした男性社員、また可能な周りの関係者から丁寧にヒアリングをして、セクハラ行為があったことは判明したために、男性社員に対して、降格処分をしました。 会社では、セクハラが発生したときの、ガイドラインは決めてあったのですは、セクハ […]

会社の業績が悪く、休職している社員を減給しても大丈夫でしょうか

ご相談内容 会社で人事部に属しています。最近の経済状況から、会社の売上が落ちていき、一生懸命働いている営業社員でも成績があがらないので、結果的に給与が減ってきています。 最近、社長から、メンタルヘルス疾患による休職や産前産後休暇をとっている社員に対して、有給で支払っていれば減給すること、また休職から戻ってきて同じ給与を支払うことができないので、降格すること、を命じられました。 確かに、社長の言うこ […]

何に対してパワハラかを明確にする

パワハラ事件(東京高判 平成25年2月27日)の判例 上司からの暴言 ホテルに中途で入社し、勤務1年目のAさんは、営業部に配属されましたが、入社当時から、取引先とのミスや仕事の期日を守れないことが何度もありました。 上司の出張した際に、ほとんどアルコールが飲めないAさんに対して、上司は「少しくらいなら大丈夫だろ」「お前、酒飲めるんだろう。そんなに大きな体をしているんだら飲め」「俺の酒が飲めないのか […]

パワハラの存在が否定された判例

職場でのパワハラの言動 職場で上司が部下に対して、人格権を侵害するような言動があった場合は、パワハラと評価されますが、裁判では、パワハラを受けた側の主張する言動を認定せず、パワハラの存在を否定した裁判例もあります。パワハラ言動が、「不法行為」を構成するのは、職務上立場が上の人が、職務上の地位や権限を逸脱したり、濫用し、社会通念に照らし客観的な見地からみて、一般的に許容し得る範囲を著しく超えるような […]

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日本ではハラスメント問題が多いにも関わらず、被害に遭われた方が泣き寝入りをしていることが多いのが現状です。セクハラを受けて悩んでいる方、身に覚えがないのに加害者になった方、従業員にハラスメント問題があったと通達を受けた企業の方、に正しい法律の情報をお届けします。

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