パワハラ行為の認定について

パワハラの事実認定 パワハラ行為の事実認定は、 パワハラ行為を受けた側とされた側の双方で事実認定が行われます。 パワハラ行為を受けた場合は、その行為が業務指導の範囲内かどうかが争われます。例えば、上司の行為が部下への指導監督権の濫用とみなされる場合は、不法行為となります。 会社側はパワハラを受けた側の事情例えば本人のミスやパワハラを誘発した従業員の態度等を指摘し、過失相殺を主張していくことが多いよ […]

妊娠後、軽い仕事への異動を申し出ましたが、文句を言われて放置されました

マタハラの判例 介護サービス会社に勤務する介護職員の女性が、妊娠したために、機械を使用した入浴介助や車椅子を抱えて階段を上り下りする重労働から、軽易な仕事への転換を申し出たところ、介護サービス会社の営業所所長から、できない業務が多いと文句を言われたまま、1ヶ月以上放置されました。 3ヶ月後にようやく配置転換され、その後育児休職を取得しました。女性は、営業所長と会社を相手にして、慰謝料500万円を求 […]

セクハラ慰謝料は、どのように決まりますか

ご相談内容 会社で社長と2人で残業していたとき、突然後ろから抱きつかれました。ホテルに行こうと誘われましたが、怖くてその場を逃げ出してしまいました。 翌日、恐る恐る出社すると、社長は何もなかったかのように、話しかけてきます。 その日以来、仕事をしていても、事務所に社長がいるか、夜残業してて社長と2人きりにならないか、ビクビクして過ごし、毎日気になりすぎて、毎朝出社すると頭痛がするようになりました。 […]

セクハラ被害でうつ病になりました

ご相談内容 入社した直後から、会社の先輩から、何度も2人で飲みに行こうとしつこく誘われていました。 その先輩は、お世辞にも素敵とは言えない風貌で、周りからも気持ちわるいと言われていたのですが、あまりに毎日しつこく誘うので、1時間くらいなら、と飲みに行ったら、酒の席でも体にべたべた触ってきて、気持ち悪くてすぐに帰宅しました。 翌日会社に行くと、その先輩が、私と付き合っていると周りに噂を立てていて、毎 […]

パワハラと業務関連性

ご相談内容 上司から、飲み会の席で、パワハラを受けました。 翌日、上司に対して、あの内容はパワハラに当たると思いますと、訴えましたが、上司は「お前が仕事のやり方を知らないから、指導しただけじゃないか」と言い返されました。 私としては、最終的に仕事のやり方の話だったとしても、自分だけに、「こんなことも知らないのか」「今まで何を勉強してきたんだ」「頭を使えよ」などという暴言を受けたことは、パワハラだと […]

上司2人から、セクハラを受けました

下関セクハラ事件 営業所に勤務する女性従業員に対して、営業所長のみならず、営業所を統括するブロック長からもセクハラ行為を受けた事件です。 以前から匿名電話でセクハラ行為に対して、会社に対して連絡があったため、会社は、幹部会議の席で、総務部長からセクハラ行為について、注意があったにも関わらわず、職場の管理者2人からセクハラ行為を受けた女性従業員が、行為者2名と会社に対して、損害賠償請求をしました(広 […]

パワハラを受けて鬱状態から自殺に追い込まれた事例

加野青果事件 この事件は、女性先輩従業員AとBが女性若手従業員に対してパワハラを行ったことにより、若手従業員がうつ状態になり、会社も防止策を講じなかったために、自殺に至った事例です。 女性の両親が、先輩女性従業員と会社に対して、いじめ・パワハラが原因で自殺したとして、損害賠償の訴えを提起しました。 最終的には、名古屋高等裁判所で、女性従業員Aに対して慰謝料55万円、CBに対して慰謝料110万円、会 […]

社内のセクハラ問題解決後の人事異動

ご相談内容 職場の男性上司と、女性部下の間でセクハラ問題が発生し、人事に相談がありました。 会社で作成しているハラスメント対応マニュアルに沿って、お互いの主張や、周りの人の証言をもとに、セクハラがあったことは明らかになり、男性社員は、相手の女性への謝罪文の提出と、減給処分をだしました。女性側も対応には同意し、セクハラ問題自体は解決したのですが、女性は、この男性社員と顔をあわせたくないので、異動させ […]

昔の彼女から一日に何度も電話がかかってきます

ご相談内容 数ヶ月間付き合った彼女がいましたが、もっと好きな人ができてしまい、彼女に別れてほしいと伝えました。彼女は、納得できず、別れないと何ヶ月か揉めましたが、ひたすら謝って最終的には交際関係を解消できました。 最近になって、また彼女から電話がかかってきて、やっぱりまだ好きだと言われたので、もう自分は他の女性と交際しているので、こういう電話をやめてほしいときっぱり伝えた途端、翌日から毎日何度も電 […]

大事な取引に失敗し、地方に飛ばされました

包装用資材等製造販売会社退職勧奨拒否配転事件 大阪にある、梱包資材を取り扱う会社に勤務していた男性社員が、部長への昇進と同時に関連会社の出向しました。そこで、会社での最優先事項の取引があり、男性社員はその担当となりましたが、この取引に失敗してしまいました。 その後も、他の仕事でも失敗が続き、会社から、退職勧奨を受けましたが、これを拒否したところ、会社の業績不振を理由に、自宅謹慎となりました。 その […]

>

セクハラ・パワハラ・マタハラなどハラスメントに悩んでいる人に、ハラスメント関する、有益な情報を総合的に提供するポータルサイトです。
日本ではハラスメント問題が多いにも関わらず、被害に遭われた方が泣き寝入りをしていることが多いのが現状です。セクハラを受けて悩んでいる方、身に覚えがないのに加害者になった方、従業員にハラスメント問題があったと通達を受けた企業の方、に正しい法律の情報をお届けします。

このサイトは、ハラスメント問題に強い、弁護士 齋藤健博が、運営監修しています。銀座さいとう法律事務所は、年中無休で相談を受け付けています。1人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。