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加害者処分(懲戒 減給 謹慎処分)

お客さんからもらったチップを、店長が給与から引くと言っています

ご相談内容 男性を相手にする飲食店でアルバイトをしています。 何度か接客したお客さんから、チップももらいますが、1回1000円くらいもらうので、一日に多いときは、3000円くらいもらうこともあります。 店長は、お客さんからいくらチップをもらったか教えろと言ってて、その金額を、給料から引いています。 わたしのサービスに対してもらったチップは、給料なのでしょうか。 賃金 労働契約においては、私的自治の […]

社員が、労働基準監督署に、残業代未払いを訴えたと言っています

ご相談内容 人材派遣会社で、総務兼人事をやっています。 先日、会社の社員から、残業代金が未払いであると連絡があったため、経理部門と一緒に調査をしていました。 ところが、再度同じ社員から、残業代を支払わないのは会社として問題だから、この事実を労働基準監督署に訴えたと言い出し、驚きました。 会社としては、経理や勤務時間の計算で間違いがなかったか、前向きに調べてはいますが、労働基準監督署から、残業代を支 […]

パワハラ態様と自殺との因果関係

不適切な行為 何度も不適切な行為をする社員に対して、上司が強く叱責し異動させた結果、社員が自殺に至った事件がありました(大津地判 平成30年5月24日 関西ケーズデンキ事件)。 この事件は、家電量販店での経験が20年ある、販売レジ担当の女性が、社員として規約に違反する行動を行っていたことが発端となっています。 女性は、値引き対象でない商品を勝手に値引きで販売、お客様の修理代金を建て替え払いして自ら […]

解雇無効を訴えながら、再就職したい

ご相談内容 10年勤務した会社が業績悪化に陥り、その結果、多くの社員はリストラになりました。私も、会社の部署も解散され、仕事がないという理由で、会社を退職するように迫られ、そのまま解雇されてしまいました。 会社と退職に向けての話し合いも不十分なまま、退職金もほとんどもらえず解雇されたことに、不服であり、会社に解雇が無効であるという訴えを起こしたいと考えています。 しかし、このまま仕事がないままでは […]

休職後、復帰訓練で不合格になりました

ご相談内容 第1子を出産し、2年間の休職をとったのですが、復職直前にまた第2子を妊娠しました。会社の規定によれば、継続して、また最大2年間の産前産後休職と育児休暇が取得できるので、合計4年間の休職を取得しました。 休職が終了して、職場に復帰したのですが、技術職ということもあり、資格試験の更新や技術試験などを受験したら、不合格になってしまいました。 それでも、勉強を継続しながら仕事を継続したかったの […]

パワハラ行為の認定について

パワハラの事実認定 パワハラ行為の事実認定は、 パワハラ行為を受けた側とされた側の双方で事実認定が行われます。 パワハラ行為を受けた場合は、その行為が業務指導の範囲内かどうかが争われます。例えば、上司の行為が部下への指導監督権の濫用とみなされる場合は、不法行為となります。 会社側はパワハラを受けた側の事情例えば本人のミスやパワハラを誘発した従業員の態度等を指摘し、過失相殺を主張していくことが多いよ […]

妊娠後、軽い仕事への異動を申し出ましたが、文句を言われて放置されました

マタハラの判例 介護サービス会社に勤務する介護職員の女性が、妊娠したために、機械を使用した入浴介助や車椅子を抱えて階段を上り下りする重労働から、軽易な仕事への転換を申し出たところ、介護サービス会社の営業所所長から、できない業務が多いと文句を言われたまま、1ヶ月以上放置されました。 3ヶ月後にようやく配置転換され、その後育児休職を取得しました。女性は、営業所長と会社を相手にして、慰謝料500万円を求 […]

パワハラと業務関連性

ご相談内容 上司から、飲み会の席で、パワハラを受けました。 翌日、上司に対して、あの内容はパワハラに当たると思いますと、訴えましたが、上司は「お前が仕事のやり方を知らないから、指導しただけじゃないか」と言い返されました。 私としては、最終的に仕事のやり方の話だったとしても、自分だけに、「こんなことも知らないのか」「今まで何を勉強してきたんだ」「頭を使えよ」などという暴言を受けたことは、パワハラだと […]

上司2人から、セクハラを受けました

下関セクハラ事件 営業所に勤務する女性従業員に対して、営業所長のみならず、営業所を統括するブロック長からもセクハラ行為を受けた事件です。 以前から匿名電話でセクハラ行為に対して、会社に対して連絡があったため、会社は、幹部会議の席で、総務部長からセクハラ行為について、注意があったにも関わらわず、職場の管理者2人からセクハラ行為を受けた女性従業員が、行為者2名と会社に対して、損害賠償請求をしました(広 […]

パワハラを受けて鬱状態から自殺に追い込まれた事例

加野青果事件 この事件は、女性先輩従業員AとBが女性若手従業員に対してパワハラを行ったことにより、若手従業員がうつ状態になり、会社も防止策を講じなかったために、自殺に至った事例です。 女性の両親が、先輩女性従業員と会社に対して、いじめ・パワハラが原因で自殺したとして、損害賠償の訴えを提起しました。 最終的には、名古屋高等裁判所で、女性従業員Aに対して慰謝料55万円、CBに対して慰謝料110万円、会 […]

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