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加害者処分(懲戒 減給 謹慎処分)

採用時に、窃盗の犯罪歴があることを隠したら、懲戒解雇になりました

ご相談内容 警備会社での採用時に、履歴書の犯罪歴の箇所に、15年前に窃盗で逮捕されたことを記載しませんでした。 勤務している会社の取引先に、自分が窃盗での逮捕歴があったことを知っている人物がいて、会社に告げ口をされたことにより、勤務している警備会社から懲戒解雇になりました。 会社側は、逮捕歴があることで、会社の信用を落としたということが理由です。何年も前のことですし、今特に問題も発生していないのに […]

痴漢をしたら、会社をクビになりました

ご相談内容 会社の休日に、夜、友人と酒を飲みに行った帰りに、泥酔してしまい、覚えていないのですが、帰りの電車で、痴漢をしてしまいました。 その場で、周りの人に取り押さえられて、警察に連行されました。 女性に対して、申し訳ない気持ちになり、誠意をもって謝罪を繰り返したこともあり、後日、不起訴処分になり、事件は終わりました。 しばらく経ってから、勤務先である、大手銀行から、「会社の名誉を傷つけた」とし […]

会社のトイレットペーパーを持ち帰ったことがバレて、懲戒解雇になりました

ご相談内容 自宅のトイレットペーパーが、無くなっていて、買いにいく時間がなかったので、事務所にあるトイレットペーパーをカバンに入れて、持ち帰りました。 帰り際に、膨れたカバンからトイレットペーパーが出てしまい、上司に見つかってしまいましたが、たかだかトイレットペーパー1個なので、笑って過ごしました。 ところが、後日、上司からトイレットペーパー1個でも会社の備品であり、会社の備品を盗んだという理由で […]

上司から殴られたとパワハラ報告を受けましたが、事実と異なるようです

ご相談内容 男性の従業員が、オフィスで、課長からお腹をグーで殴られたと、相談がありました。 その課長は、仕事熱心ではあるけれども、暴力を振るうようなタイプには見えません。 課長に、ヒアリングをしたところ、「殴ったことは絶対にない」「親しみを込めて、肩を叩いたことはある」と説明を受けました。こういう場合どのように対応したらよいでしょうか。 パワハラを相談されたら 部下や従業員から、パワハラ被害にあっ […]

密室で強姦未遂がありました。どのように事実を認めてもらえますか

強姦未遂事件 設備会社の社長から、女性従業員が強姦されそうになり、後日女性が解雇されたために慰謝料請求した事件があります(東京地裁平成12年3月10日)。 これは、社長が普段から、ある女性従業員に対して、卑猥な会話をしたり、浮気を迫ったりしていました。 ある日、社内において、社長はドアに鍵をかけ、女性を突然羽交い締めにして、胸を掴み、顎をなぐり、スカートに手をいれたところ、逃げだした女性を追いかけ […]

男性が、女性の服装で出社したら解雇になりますか

性同一性障害 性同一性障害とは、性別違和や性別不合とも呼ばれ、『出生時に割り当てられた性別とは異なる性の自己意識(性同一性)を持ち、自らの身体的性別に持続的な違和感を覚える状態』をいう医学的な診断名および状態像をいいます。 最近は、性同一性障害であっても、海外の動きもあって、日本でも、マイノリティとして隠すことなく公開して、社会に受け入れられている例も見られてきています。 女性の容姿で出社したい […]

部下から上司へのパワハラは認められますか

部下から上司へのイジメ パワハラは、その名前の通り、上司が部下に対して、拒否できないパワーである上下関係において、行われることが多いのですが、その反対の場合もあります。 地位が下の人たちが集団で、上司をイジメて精神疾患に追い込んだ事件があります(大阪地裁平成22年6月23日判決)。 イジメによるうつ病 この事件は、6級職に昇進した女性が、4級職の女性たちから、「同じ仕事をしているのに高い給料もらっ […]

ワンマン経営者が、女性従業員を罵倒し、書類の改ざんを要求し、退職させました

損害賠償請求事件 女性従業員が、ワンマン経営者から再三罵倒され、退職強要を受けたために、女性従業員が、経営者と会社に対して、懲罰的慰謝料1200万円を含む総額1380円の損害賠償請求をした事件があります(東京地裁平成28年2月3日)。 比較的最近の事例ですから、検討をしてみましょう。 馬鹿かお前は この事件は、中小企業に勤務する経理担当女性従業員が、社長から「馬鹿かお前は」「クビ」「代わりはいくら […]

未入籍の妊娠を責められ、流産し、その後退職させられました

妊娠等を理由に解雇 大阪地裁堺支部平成14年3月13日判決に、妊娠と通勤手当詐取などを理由に幼稚園の教諭が解雇されられた事件があります。 この事件は、幼稚園に勤務する女性が、未入籍で妊娠をして、切迫流産などの診断を受けて入院し、それを園長に報告したところ、軽率だと責められました。しかも、中絶まですすめられたため、女性は絶対安静にもかかわらず、幼稚園に出勤したことが原因で再度入院して、流産に至りまし […]

出産後復職で、会社からの対応がストレスになり長期の傷病休暇が始まりました

産前産後休業と育児休業明けの復職 外資系旅行・金融会社に勤務する女性が、妊娠後、産前産後休業及び育児休業を取得しました。 復職にあたり、会社では女性に対して、退職を推奨しましたが、女性は強く復職を願ったため、会社では従前と異なる部署での勤務での復職を認めました。 休職前には、チームリーダーとして勤務していましたが、異なる部署では、時間短縮勤務で復職したところ、新しい業務に対応できず、チームリーダー […]

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